活動報告
KONARAHOUSE ショールーム見学会 レポート（2019.11.1）
雨が上がって爽やかな青空が見える日に、KONARAHOUSEさんのショールームと工房を見学をさせていただきました。
10年前に建てて自宅兼ショールームとして昨年まで住まわれていたというこちらの建物。（現在は家族の成長に合わせ手狭になったということで住居は別）湘南の丘の上、自然に囲まれた場所にありました。
そこには海外の別荘地に居るのではないかという錯覚さえおこす、自然と調和した美しい家。レッドシダーの屋根！！お手入れはとても大変だという事ですが、この雰囲気を出すには必要不可欠なアイテムなのは間違いありません。
ドアを開けるとインナーテラス。光と風を感じるバーベキューなどもできる場所。グラスファイバーの網戸もあり虫が入らない（重要）、笑。ブランコのソファーで休憩してからお部屋の中へ。
写真をたくさん撮らせていただきましたので、じっくりご覧ください。緑が見える空間は本当に素敵で、オークの床やスレート、アイアンなど本物の素材がもつ重厚感あるインテリアも素晴らしく見応え十分です。
KONARAHOUSEさんでは、設計、デザイン、家具やアクセサリーなどの小物からガーデンまで、暮らしに関わる全てをデザインし、調和の取れたいつの時代にも色あせない普遍的なデザインを心がけているとのこと。
どの空間も心に響く素敵な空間でしたが、私は手作り感のあるところが1番心に残りました。手斧加工で白の拭き取り塗装してある梁、神社仏閣で使われる木組みの工法での仕上げ、各お部屋のディテールにこだわったオーク材の家具です。
それと思いがけず、企業メンバーのイオニアさんとのコラボで手縫いのピエールフレイの間仕切りカーテンや、ガストンダニエラのカーテンなどが入っていて、縫製品を見られたことも良かったです。
今回の見学会は定員15名。満席の申し込みをいただきました。ご参加できた方は、年月をかけて変化していく本物の良さとその風景に溶け込むたたずまいにも心で感じていただけたと思います。
工房では、20代の若い職人さんが活躍されておりました。私たちの案件で造作家具をコラボで作ることもできるなと引き出しも増えて大変勉強になりました。
また IIDA Japan Chapter では、魅力的な見学会やセミナーを企画中ですので、皆さまチェックをお願い致します。
レポート：原口／写真：細井
