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活動報告

『総会 2016-2017』&『メンバーの仕事』セミナー レポート(2017.8.1)

7月20日、(株)アイデック 東京ショールームにて、IIDA Japan Chapter「総会2016-2017」&「メンバーの仕事」セミナーが開催されました。

「メンバーの仕事」by KONARA HOUSE

総会の前に行われましたセミナー「メンバーの仕事」では、今年新たに企業メンバーに加入された「KONARA HOUSE」の代表 小形究(きわむ)さん・小形美栄子さんに発表いただきました。住まう人も見た人も心が豊かになる美しいデザインの木造住宅。設計士と大工、家具職人、インテリア・ガーデンデザイナーの、数名の社員からなるKONARA HOUSEの魅力とデザインに対する考えを知り、IIDAの新たなメンバーとなっていただいた喜びを感じる機会となりました。

KONARA HOUSEでは家の設計、インテリアデザイン、家具、時にはガーデンデザインにまでわたりプロデュースされています。社員に大工・家具職人を揃え、少数精鋭の体制で設計から完成までトータルに自社で携わる点が特色です。社名にもなっているコナラ属のナラ材やホワイトオークを主な材料とし選び抜き使用し造られます。アメリカの伝統的な木造軸組工法と日本の伝統的な木組みの建築技法、そして現代の住宅テクノロジーを融合して設計。デザイン的な理想の美しい住まいを叶えつつ、安心で合理性のある堅実な家造りをされています。代表の小形さんご自身も建築士であり大工の職人。「デザインをし自分たちで造る」ことによって生まれる真の美しさを信じ日々取り組まれています。KONARA HOUSEのインテリアデザインのコンセプトは、欧米スタイルのトラディショナルとコンテンポラリーとのミックスのデザインがメインとのこと。シックな洋の雰囲気にときめかされる一方で、木組みの清々しい構造美もKONARA HOUSEの家造りの特徴です。今回セミナーを聴講出来なかった方も、美しい施工事例が満載のKONARA HOUSEのWEBサイトを是非ご覧下さい。(http://www.konarahouse.jp)

茅ヶ崎にある木々の緑豊かなショールームは、まさにKONARA HOUSEの取り組みと美学が詰まった空間。IIDAメンバーの方の中にもいつかこちらへ足を運んでみたいと感じた方は多かったのではないでしょうか。今後のKONARA HOUSEの活躍と、これから始まるIIDAでの交流が心から楽しみになるセミナーとなりました。

総会 2016-2017

セミナーに続き、2016-2017年の総会を行いました。7月よりプレジデント、そしてボードメンバーが交代いたしました。新プレジデントは2015-2016年の小島真知子さんに変わり、藁谷美紀さんです。 小島プレジデントの二年間は、複数のホテルや企業の工房見学など様々な施設への訪問、また、2年連続で震災被災者支援としてIIDA主催のチャリティーコンサートを開催。心温まる成功がございました。小島さんより2年間の活動を支えて下さいました皆様への謝辞のあと、藁谷さんへバトンが引き継がれました。新体制となりましたその他のボードメンバーにつきましてはボードメンバー紹介ページをご参照ください。
→ボードメンバー紹介

新プレジデントの藁谷さんより、新年度の活動テーマの発表がありました。
〈 「海外情報」「ビジネス向上」企画の充実 〉
こちらを基軸とし、IIDA Japan Chapterとしては数年ぶりとなる海外視察(オランダ、フランダース地方)を含め、精力的に取り組んでまいります。活動計画の詳細はこちらのPDFからご覧いただけます。

NIPPON DESIGN project 2017 中間報告

最後に、新ヴァイスプレジデントの細井さんより、NIPPON DESIGN projectの中間報告が発表されました。今年度活動人数は5名。2チームに分かれ、東京都中小企業振興公社主催の伝統工芸のデザインプロジェクト「東京手仕事」のデザインコンペへの参加を決めた春から取り組み続け、先日企画書提出が完了しました。普段はそれぞれ別の仕事をしているメンバーで、今日まで取り組んでまいりました。選考結果発表は8月下旬です。およそ200チームの中から数十組だけという選考に通過しますと、企画したプロダクトの試作に入ることが出来ます。果たしてどうなるか、今後の行方を見守りいただけましたら幸いです。

NIPPON DESIGN projectでは2018年に京都ツアーも敢行予定です。「ニッポンデザインに改めて対面し、自分だったらどう活かすか」を考えることのできる非常に面白く積極性のある活動をしています。プロフェッショナルメンバーが自身の引き出しを増やすきっかけに、また、日本のデザインについて知らないことも多い学生メンバーにも大変お勧めな活動です。今後の参加を検討されてみてはいかがでしょうか。

改めまして前期ボードメンバーの皆様、2年間の運営、本当にお疲れ様でございました。 そして、今期のIIDAも魅力あふれる活動を多数計画中です。会員の皆様には、気になる活動には是非ご参加いただき、学びと交流を楽しんでいただきたいと思います。

→「IIDA_2017_18_新年度企画.pdf」ダウンロードいただけます。

写真:網村/レポート:古澤

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