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活動報告

Rainbow Project 2015
-From you to TOUHOKU- 繋がろう東北6.11Report (2015.7.1)

東日本大震災から4年が過ぎ、まだまだ復興とは遠い生活を送っている仲間がいます。

早い時の流れにこの大きな痛みと悲しみを忘れることなく、これから希望(未来)へ進んで行くための支援と繋がり続ける気持ちを東北へ届けたい。

笑顔の架け橋となるべくRainbow Project 2015は震災から4年3か月となる今年6/11にヴォーカリスト Ms. Janette Keiko Kawasjee(以下ジャネットさん)を迎えてチャリティーライブを開催することができました。

企画立案から準備、ライブ告知と開催までの期間が大変短かく、初めてのライブイベントということもあり、どのくらいの方々が賛同くださるのか不安に思う部分もありました。5月に入りライブ告知をすると、そんな不安も吹き飛ばすたくさんの方々からのご協力で会場定員以上のお申込みを頂き、なんと5月中には完売することができました。

東北支援の趣旨に賛同くださったジャネットさんをはじめ、ライブに参加くださる方だけではなく、多方面から寄付のご厚意もあり、多くの方々が東北に心を向けてくださっている現実に、繋がりや絆を感じ大変感激致しました。
この場をお借りして、この素晴らしい繋がりに感謝し、皆様に御礼申し上げます。

当日のライブは、JAZZのスタンダードナンバーからポップス、ロック、ジュリーに至るまで、幅広いジャンルで会場が一体となる盛り上がりとなりました。心に響く素晴らしい歌声とスタンウェイのピアノ。小気味よいリズムと絶妙なトーク。日仏文化センター汐留ホールの会場からパワフルで温かい空気が東北に届いたに違いないと感じる、熱気のあるライブでした。

神戸出身のジャネットさんは阪神淡路大震災を経験されており、東北の出来事は他人事とは思えないと、辛かった震災直後に人の心の温かさに癒された事など、当時を振り返ったお話には涙が溢れました。

笑顔も涙も溢れたライブの後半には会場全員で‘Over The Rainbow’を東北に届けと大きな声で歌い、最後にはジャネットさんの提案で誰もが知るナンバー‘When the Saints Go Marching in’を全員で歌い、会場が一つになり、心の熱くなる夜となりました。

ライブの後には2013年より支援しております‘南三陸ミシン工房’代表熊谷さんから現状を伝えるお話しを頂き、工房商品の販売会もさせて頂きました。今だけではなく、今後を見据えた支援の為に、工業用刺繍ミシンを購入する費用の一部として寄付させて頂くことも皆様に大変共感頂き、今後の活動の大切さと支援の輪の広がりを感じることができました。

大変素晴らしい時間を皆様と作り上げることができましたこと、皆様に感謝申し上げます。
今後ともどうかよろしくお願い致します。

IIDA Japan Chapter Rainbow Project 担当 渡邊 あや・原口 恭子

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