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活動報告

2010年

愛和病院レポート(2010.6.1)

すっかり初夏を感じる季節となってまいりました。皆様お元気でいらっしゃいますか。
今回はIIDAのアイサークル活動(ヘルスケアー部門)の一環として、川越市にある愛和病院(2008年度『医療福祉建築賞』を受賞されています)の見学に伺うことが出来ました。
インテリアデザインはIIDA会員の高桑郁子さんが手掛けられています。建物の随所に優しさ 思いやり 心地よさを感じさせてくれる素晴らしい病院でした。
今までの病院というイメージを全く覆し 次世代へと繋がり 進化し続けてゆく経営理念をお持ちの藤田社長様(前列右から2番目にお座りです)との意見交換からも多くのことを学ばせて頂きました。

では、館内の御報告をさせて頂きます。

こちらはエントランスホールです。ホテルのエントランスに来たのでは?と思ってしまう程スッキリと解放感のある空間です。不安を抱えて来館された患者様の気持ちを優しく受け入れ笑顔で対応されているスタッフの方々が印象に残りました。

こちらは生後2週間から2歳までの『赤ちゃん検診ワールド』です。大な卵の中で思う存分遊びながら検診が受けられます。外にはウッドデッキの遊び場もあります。検診に行くのが待ち遠しくなるような空間。そしてここでも働いていらっしゃるスタッフの方々の笑顔が印象的でした。検診ワールド健診センター専用庭

こちらはゲストルーム個室タイプです。上品なインテリアに囲まれ、ゆったりと過ごせる至福の空間ではないでしょうか。右手のお部屋には『こあがり』があります。家族がお見舞いにいらした時、御自宅のリビングにいるように寛げるようにとの配慮です。
患者様の目線、立場に常に立ったインテリアデザインに次世代を見つめた医療サービスの基本を感じました。

こちらは御入院中の方のリラクゼーションをサポートする癒しの空間とゆったりと過ごせるラウンジです。
『リラクゼーション ALOHA』は足を一歩その中に踏み入れた瞬間からアロマの香りに包まれ、雄大なハワイの自然の中に身を置くことができます。きっと、多くの患者様がここで癒され、元気を持ち帰っていらっしゃるのではないでしょうか。医療とエステを連携させ、そこには常にスタッフの方々のおもてなしの心がありました。理想を理想のままにせず、具現化された病院が愛和病院ではないでしょうか。
本当に貴重な見学の機会を頂けましたこと、心から感謝致します。

寺本眞子

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